
楽しく遊びながら学べる「お話作りカード」を手作りしてみませんか。絵カードを自由に組み合わせてお話を作る遊びは「話す力」を無理なく身につけることができます。手作りならお子さんの子どもの興味に合わせてアレンジできるのでおすすめです。子どもの生活や遊びをテーマに色々なカードを作って遊んでみてくださいね。
手作りお話作りカードとは?

楽しく遊びながら「話す力」を伸ばすお話作りカードを手作りしてみませんか。絵カードを自由に組み合わせて遊ぶお話作りカードは、たくさんの言葉を覚える、言葉の表現力を身に付ける、想像力を伸ばすなど様々なメリットがあると言われています。
お話作りカードは時間の経過や物事の順序などを考えながら話す練習ができるので、子どもの能力を引き出す知育おもちゃとして注目されていますが、「何をしているのかな?」と話しかけたり、子どもが作るお話に耳を傾けたり、親子で楽しい時間を共有できるところが最大の魅力です。
お話作りカードを作る際、「どんな絵にすればいいの?」と迷った時は、食べる、遊ぶ、寝るなど子どもの生活に関するテーマを選ぶといいですよ。食べ物や天気など身近なテーマなら、気軽にお話作りが楽しめると思います。アンパンマンやラえもんなど、子どもの好きなキャラクターで作るのもおすすめです。
関連記事:お話作りカード応用編 プラ板シアター
お話作りカードの使い方
今回ご紹介する手作りのお話作りカードは、プラ板で作るちょっとユニークなカードです。紙とは違い、重ねるだけで絵が変わるのがプラ板カードの大きな魅力。すばやく場面転換できるので簡単にお話づくりが楽しめます。
子どもの生活や遊びをテーマにした手作りカードなら、初めてのお話作りもスムーズにできます。例えば、食事や着替えなど朝昼晩の生活習慣をお話にしたり、家から園までの道のりなどを時間の流れに沿って再現したり、身近な場面から始めればお話作りもスムーズにできます。「いつ?どこで?誰が?何をしたの?」など、さりげなく質問してもいいですね。
お話づくりの例

もう寝る時間ですよー!

パジャマに着替えましょう

おやすみなさい♪
男の子が着替えているのは朝かな?夜かな?お風呂に入る前?それとも後?など、いろいろな場面を想像しながら遊びましょう。起きてから寝るまで1日の流れを再現してもいいですね。
リリリーン、朝ですよ。起きたら顔を洗って、朝ごはんをもりもり食べて、いってきま~す!

お話作りカードを絵本や写真の上に乗せて遊ぶのもおすすめです。お気に入りの絵本の主人公になったつもりで、空想の世界を自由に飛び回りましょう。お話作りが上手になってきたら、登場人物を増やしてもいいですね。
プラ板のお話作りカードなら童話を再現して遊ぶのも簡単。シンデレラにドレスを着せたり、かぼちゃを馬車に変えたり、すばやく場面転換できるのでお話づくりがますます楽しくなりますよ。
お話作りカードの作り方
プラ板を使ったお話作りカードの作り方をご紹介します。今回はプラ板1枚を8つに切り、8枚のお話カードを作ります。サイズや絵柄はお好みに合わせて調整してくださいね。

材料:プラ板、シールフェルト
※シールフェルトがない場合は、フェルトを両面テープで貼ってもOK。
作り方
1.プラ板を8つに切る
2.フェルトに絵を描き、切り抜く
3.プラ板にフェルトの絵を貼る
絵を重ねて変化を付けたい場合は、フェルトの位置にご注意ください。絵がずれないように確認しながら貼ってくださいね。
まとめ
遊びながら学べるお話作りカード、いかがでしたか。手作りのカードなら子どもの興味関心に合わせてアレンジできるのがいいですね。プラ板やフェルトなど材料はどれも100均で手に入るものばかりなのでお金もかかりません。お子さんと一緒に相談しながらいろいろな絵カードを作ってみてくださいね。