
画用紙で簡単にできるパクパク人形の作り方をご紹介します。保育や絵本の読み聞かせなどに大活躍の手作りおもちゃを使って、絵本遊びやシアター遊びをすると楽しいですよ。
パクパク人形の作り方
画用紙1枚で簡単にできるパクパク人形の作り方をご紹介します。口をパクパク動して遊ぶ手作りおもちゃは、切って貼るだけの簡単工作なので幼児にもおすすめです。パペット人形のように口を開いたり閉じたりしながら、みんなで楽しく遊びましょう。
パクパク人形の作り方
1. 画用紙を8つに折り、折り線を付ける。

2. 中央に切り込みを入れ、三角に折る。

3. パンダの顔を付ける。

出来上がり!
完成したパクパク人形を動かして遊びましょう。

パンダさんに手を付けたり、ドーナツなどの食べ物を作ったり、自由にアレンジすると、遊びの世界が広がります。

パクパク人形 応用編
↑雪だるまやサンタクロースのパクパク人形もできますよ。
パクパク人形の遊び方

パクパク人形のいろいろな遊び方をご紹介しますね。例えば、口をパクパク動かしながら歌ったり食べる真似をしたり、歯磨きの練習をしたり、パペット人形として遊んでみてはいかがでしょうか。また、いろいろな動物を作って人形劇の登場人物にしてもいいですね。
それから、絵本をテーマにお話を展開する絵本遊びにも大活躍。絵本に出てくる動物を作って、お話を再現すると楽しいですよ。「おねがいパンダさん」を一例に、パクパク人形を使った絵本遊びをご覧ください。
絵本遊び「おねがいパンダさん」

パンダのパクパク人形を使った「おねがいパンダさん」の絵本遊びです。
絵本「おねがいパンダさん」(スティーブ・アントニー 著)の主人公は、ちょっと気難しいパンダです。「ドーナツ、いりませんか?」といろいろな動物にすすめるくせに、みんながほしがってもあげません。
次々と動物たちがドーナツをもらいにくるのですが、ドーナツをもらえたのは、なぜかワオキツネザルさんだけ・・・というお話なのです。
「パンダさんって意地悪だな」
なぜ、パンダさんは、みんなにドーナツをあげなかったのでしょうか?
・・・実は、ドーナツがもらえる魔法の言葉があるんです!
それでは、パクパク人形の口を動かしながら、カラフルなドーナツをすすめるパンダさんと動物たちの会話を再現してみましょう。
「おねがいパンダさん」の絵本遊び
パンダさん「ドーナツ、いりませんか?」
ペンギンさん「ピンクのやつ、くれよ。」
パンダさん「やめときます。あげません」
???
「すすめておきながらあげないなんて、パンダさんの意地悪!!」・・・心の声
次々といろいろな動物たちがやってきますが、みんなドーナツをもらえません。
最後にワオキツネザルがやってきます。
ワオキツネザル「おねがい パンダさん、 ぼくに ドーナツを くださいな。」
すると・・・?
パンダさんは、ドーナツを全部あげました。
おしまい
魔法の言葉は、「おねがい パンダさん!」(Please Mr Panda!)だったのです。
一見すると意地悪そうなパンダさんですが、本当は動物たちに大切なマナーを教えていたのです。
まとめ
パクパク人形を使った絵本遊び、いかがでしたか?手作りおもちゃを使った遊びは作る楽しさと遊ぶ喜びを一緒に味わえるので一石二鳥です。パンダさんのほかにも、いろいろな動物を作って遊んでみて下さいね。
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