赤ずきんの人形劇を手作りシアターで演じてみませんか。今回ご紹介する絵本は手作りカードをペープサートのように動かして遊びます。ちょっとした出し物に最適なシアターは絵がわりが得意技。一瞬でおおかみをおばあさんに変身させてみせますよ♪面白い仕掛けの手作りシアターでいろいろな昔話を再現してみませんか。
赤ずきんの手作り人形劇

簡単にできる赤ずきんの手作り人形劇をご紹介します。ペープサートのようにカードを動かして演じる手作りの絵本シアターは、カードを重ねるだけで すばやく場面展開できるのが大きな特徴です。人形劇に付き物の登場人物の着せ替えや変身だってお手の物!簡単に絵を変えて物語を演じることができます。
例えば、赤ずきんの人形劇を演じる場合、おおかみをおばあさんにパッと変身させたり、登場人物の表情を一瞬で変えたり、簡単な仕掛けを使ってお話を盛り上げることができます。

↑カードを重ねると、おおかみがおばあさんに変身~!
手作りの絵本シアターはお気に入りの絵本や童話を再現するほか、自分で描いた絵を変化させることもできるので、アイデア次第でお話の世界が無限に広がりますよ。
手作り材料は 100均でも手に入るプラ板とシールフェルトだけ。シールフェルトがない場合は、フェルトを両面テープで貼っても作れます。身近な材料で簡単にできるシアター遊びを、ちょっとした出し物に取り入れてみませんか。
絵本シアターの作り方
「赤ずきん」を題材にした絵本シアターの作り方をご紹介します。切って貼るだけの手作りなので、意外と簡単にできますよ。お気に入りの絵本や童話をテーマに選び、自由にアレンジしながら作ってくださいね。

赤ずきんの絵本シアターの場合は、登場人物の赤ずきん、おおかみ、おかあさん、おばあさん、猟師の5人の人形と、おばあさんの服、ベッドを作ります。
絵本シアターの作り方
材料:プラ板、シールフェルト
※シールフェルトがない場合は、フェルトを両面テープを貼ってもOK.
作り方
1. 人形の型紙を作る。
2. 人形を貼るサイズに合わせて、プラ板を切る。
3. 型紙に合わせてフェルトを切る。
4. プラ板にフェルトを貼る。
5. できあがり!
登場人物の手作りカードができたら、お話を再現して遊びましょう
赤ずきんの絵本シアター
絵本シアターは、手作りカードをペープサートのように動かしながら演じます。赤ずきんの簡単なあらすじをもとにした人形劇をお楽しみください。
赤ずきんの絵本シアター、はじまり、はじまり~。
絵本シアター 「赤ずきん」

赤ずきん「おばあさんのお見舞いにいってきま~す!」
おかあさん「いってらっしゃい。おおかみに気をつけて!」

おおかみ「おっ、来た!来た!先回りして、おばあさんの家に行こう」

おおかみ「おばあさんが寝ているぞ。よおし、食べてやる~!」

赤ずきん「こんにちは、おばあさん、具合はどう?」

おおかみ「こっちへおいで。待ってたよ」
赤ずきん「おばあさんのお口、なんて大きいの!」
おおかみ「お前をたべるためさ!」

赤ずきん「きゃあ~、助けて~」

そこへ、ちょうど、猟師が通りかかりました。
猟師「あ、大変だ!」

ズドーン!!
おおかみ「ひゃ~」

赤ずきんとおばあさん「猟師さん、ありがとう!」

おおかみは、スタコラサッサと森に逃げていきましたとさ。
おしまい
絵本シアターが終わったら、「おおかみは、そのあとどうなったと思う?」と子どもたちと一緒にお話の続きを作ってみてはいかがでしょうか。アドリブで子どもたちが演じると盛り上がりますよ。
まとめ
手作り絵本シアターの「赤ずきん」、いかがでしたか。いつもとは違う人形劇を取り入れることで、マンネリ気味の遊びが急に活気づく場合もあります。子どもたちの興味関心に合わせて、いろいろなお話を作って遊んでくださいね。