紙コップシアターは、紙コップを小さな舞台に見立て、お話を展開させて遊ぶ手作りおもちゃです。 絵本や童話の世界を再現したり、オリジナルストーリーを作ったり、自由な発想で世界で1つのお話作りを楽しみましょう。
簡単しかけ絵本 紙コップシアター
紙コップシアターは紙コップを舞台に見立てた手作りおもちゃで、仕掛け絵本のように自分でお話を作って遊ぶことができます。ベースの紙コップを舞台に、絵を付けたプラコップを重ねて、クルクル回しながらお話を展開させます。クルクル回すと絵を動かせるのが大きなポイント。例えば、うさぎとかめをモチーフにすれば、うさぎとかめを競争させながら昔話を演じることができます。

身近な材料ですぐできる紙コップシアターは、 単純な仕掛けなのに様々なお話を表現することができます。簡単にできるので、好きな絵柄でいろいろなお話を展開して遊んでくださいね。
紙コップシアターの最大の魅力は、クルクル動かして遊んでいるうちに、自然といろいろなお話が浮かんでくるところ! 東京おもちゃ美術館のワークショップでも、参加者のみなさんができたばかりの作品を動かしながら即興でお話を作る姿にいつも感動しています。
想像力あふれるストーリーを目の前で聞かせて下さるお子さんもいらっしゃるのですが、その場限りでお話が消えてしまうのが惜しくて「ちょっと待って!」と思わず録画したくなります。お話を途中でさえぎってしまうと台無しになるのでいつも我慢していますが、子どもの想像力って本当にすごいですね!
紙コップシアターの作り方

今回は「うさぎとかめ」を見本にして、紙コップシアターの作り方をご紹介します。昔話のほか、小鳥を飛ばしたり、車を動かしたり、いろいろな絵柄で作ってみてくださいね。シールを使えば簡単にできますが、自分で描いた絵を切り抜き両面テープで貼る方法もおすすめです。
【紙コップシアターの作り方】
材料:紙コップ1個、プラカップ2個、シールや折り紙
※動かしたい絵が1つなら、プラカップは1個でOK。作りたいテーマに合わせて、ご準備ください。
作り方
1.紙コップに背景をつける
2.プラカップに、動かしたい絵を貼る
3.紙コップにプラカップを重ねて出来上がり!
作って遊べる紙コップシアター♪紙コップをクルクル回すと、うさぎとかめが走り出しますよ。
紙コップシアターの遊び方
紙コップシアターの遊び方は、片手でコップを持ち、もう一方の手で上部をつまんで回しながら、絵の重なりを変化させることで、お話を展開させます。「うさぎとかめ」のお話なら、「よーいドン!」「どっちがはやいかな?」などと言いながらうさぎとかめを競争させます。
おなじみの昔話を再現したり、童謡「うさぎとかめ」を歌ったり、いろいろ工夫しながら遊びましょう。手を動かしながら遊んでいるうちに、うさぎとかめのその後のお話が浮かんでくるかもしれませんね!
まとめ
紙コップを舞台にした紙コップシアター、いかがでしたか。昔話を再現したり、オリジナルストーリーを作ったり、アイデア次第でいろいろな遊び方ができるので、 好きなモチーフを選んで作ってみてくださいね。